2012年7月16日月曜日

 http://www.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6053461001.html

福島県のニュース

放射線を正しく理解 セミナー

放射線を正しく理解 セミナー 放射線への正しい理解を深めるため、データを元にした福島県での内部被ばくの状況や放射線の測定器の正確な使い方などを学ぶセミナーが15日、福島市で開かれました。
このセミナーは、去年の原発事故の直後から放射線への正しい知識の普及に取り組んでいた大学教授や市民のグループが開いたもので、福島市内の会場には、約150人が集まりました。
はじめに、物理学が専門で放射線の測定などに詳しい東京大学大学院の早野龍五教授が講演し簡単なクイズを交えながら、同じ食品を摂取しても子どもと大人では内部被ばくの数値に違いが出ることなどを説明しました。
その上で、「南相馬市などで行われたホールボディーカウンターの検査結果では内部被ばくの数値は時間と共に徐々に減少する傾向が見られるが今後も予断を持 たずに正確なデータに基づいて判断していくことが重要だ」と述べました。また、放射線の測定器の正しい使い方を学ぶ講習会も開かれ、参加した人たちは実際 に放射線量を測りながら測定器の種類によって数値に違いが出るといった専門家の説明を熱心に聞いていました。
参加した男性は、「知らないことが多かったのでとても勉強になりました。次からはより正確に測れるようになります」と話していました。
このセミナーは16日は郡山市で開かれます。
07月15日 21時51分

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