2012年5月19日土曜日

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_133730504718.html

がれき受け入れは論議が必要 津久見市議会

[2012年05月18日 10:31]
 津久見市が東日本大震災で発生したがれきの広域処理を太平洋セメント大分工場(同市)に要請することを決めたことに関連し、3月の市 議会で可決した「がれきの受け入れに関する決議」について高野幹也議長が「県との協議など早い取り組みを市に求めたもので、具体的に受け入れるべきだとし たのではない。安全性の確認などをした上で議会として賛否を含め意思決定が必要」との考えを示していたことが17日、分かった。
 市民会館で16日夜に開いた議会活動に関する報告会の中で、高野議長が市民の質問に対して答えた。「当時、太平洋セメント大分工場を念頭に置いたものではなかった」とも説明。今後、県の地元説明会や燃焼実験の結果などを踏まえて、論議を進めるという。
 吉本幸司市長は、大分工場が前提の一つとする「地域の承諾」について、「市と工場とで結んでいる協定の基準に合致しており、市民の中に大きな反対がなければ市民の合意と見なす」とし、新たな手続きは不要との認識を示している。
 

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