2012年6月7日木曜日

http://www3.nhk.or.jp/oita/lnews/5075652801.html

がれき 各地区の方針伝える

津久見市が検討している東日本大震災で発生したがれきの処理について、市内の31の地区のうち7つの地区が、これまでに受け入れに反対する方針をまとめ、各地区でつくる区長会が7日に、津久見市に対してこうした結果を伝えました。
津久見市が東日本大震災で発生した、がれきの処理を検討していることを受けて、市内のすべての地区が、先月下旬から地区ごとに受け入れるかどうかについて意見のとりまとめを進めてきました。
区長会の役員4人が7日に津久見市役所を訪れて、これまでにまとまった結果を報告しました。
それによりますと、31の地区のうち、市ががれきの受け入れ先として想定している太平洋セメントの工場がある地区を中心に7つの地区が受け入れに反対する方針をまとめたということです。
一方で、区長会の役員は、ほかの24の地区について「現在も意見の集約を進めているものの、現時点では受け入れに賛成の意見が多いとみられる」という趣旨の報告を行ったということです。
被災地のがれきの処理をめぐっては、津久見市の吉本幸司市長が先週、試験焼却を行う意向を示しましたが、市議会や住民などから慎重な判断を求める意見が相次いだことから、吉本市長は、今週になって試験焼却の意向をいったん撤回してました。
ただ、がれきの受け入れについては引き続き検討することにしていて、区長会の役員は来週、改めて吉本市長と会談し、各地区の状況について直接伝えることにしています。
津久見市区長会の宮崎祥一郎会長は「いまの時点では、がれきの受け入れについてさまざまな意見があり、住民への説明会を改めて行うことを市に要望した。来 週の吉本市長との会談で各地区の考えを直接伝えたい」と話していました。一方、津久見市の蒲原学副市長は「きょう聞いた意見については、吉本市長に伝え、 今後の対応の参考にしたい」と話していました。
06月07日 18時39分

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